平成から令和になって街を歩いていると思うことがあります。
最近の日本女性は年齢不詳の人が多く感じます。
女性2人で並んで歩いていると親子か姉妹か年齢が分かりません。
それほど肌がツヤツヤ、ピチピチ。
令和の70代のお肌は昭和の40歳くらいのお肌ではないでしょうか!
60代の見た目は30代なんてざらにいます。
それくらい肌が変わっています。
昭和から平成、令和になって美容法も変わってきました。
昔は肌ケアと言えばオリーブオイルやらスクワランオイル肌に蓋をして水分を閉じ込める。
それからヒアルロン酸、コラーゲンと保湿成分を浸透させるケアになり、やがてプラセンタが出始めました。
プラセンタが出た時には「胎盤」ですよ。
びっくりですよね、馬や豚の胎盤が肌に良いなんて。
その後ノーベル賞受賞成分が配合されたものやらラジオ波、EMS、イオンの美容機器も自宅で簡単にケア出来る時代でますます美肌効果も期待されています。
そして令和になって主流は「マイクロニードル美容」に変わりました。
美容成分が針に!!!
肌に成分を刺すなんて初めて聞いた時には驚きと不安がありました。
この不安はプラセンタが出た時と同じ感覚ですよ。
だから思いました。
マイクロニードル技術もこれからは当たり前のスキンケアになってくるんだって予感がしました。
今回はコスメディ製薬のダーマフィラーのセミナーに参加したので紹介します。
マイクロニードル技術
おうちで手軽に小ジワ対策!
実はマイクロニードルはもう数年前から販売されています。
マイクロニードルとはヒアルロン酸を針状にした美容シートです。
ヒアルロン酸が先の尖ったハリのようで気になる目元、口元にマイクロニードルシートを貼って肌の奥に届けるものです。
美容成分をニードル状にして肌に貼ることで肌にある水分で、5時間かけて溶けていきます。
肌に刺して溶けて浸透する。
コスメディ製薬が作りました。
マイクロニードルはヒアルロン酸を肌に届ける
マイクロニードルはヒアルロン酸を針状にしたものです。
ヒアルロン酸は20歳の時に100とすると、50歳では約半分に減ってしまいます。
ヒアルロン酸は保湿力に優れて乾燥肌、年齢肌に足りない水分を保持する働きがあります。
しかしこのヒアルロン酸は分子が大きい。
高分子ヒアルロン酸です。
分子が大きいと肌の奥に届けることが出来ません。
なのでスキンケア商品はどれだけヒアルロン酸を肌の奥に届けるかを追求して分子を小さくして奥まで届ける、
低分子化、カプセル化、ナノ化など小さくすることで浸透性に優れたものを作っています。
ヒアルロン酸を低分子化することで浸透力を高めています。
しかしこれにはデメリットがあるんです。
ヒアルロン酸の保湿力持続時間が短い。
その点高分子ヒアルロン酸は保湿力持続時間がとても長いので高分子を肌の奥に届けたい。
どうすれば高分子ヒアルロン酸が肌の中に入ることが出来るのか!
粒が大きくて入りにくい高分子ヒアルロン酸をマイクロニードルにする事で角層まで届けることが出来ました。
低分子ヒアルロン酸 | 高分子ヒアルロン酸 | |
肌への浸透性 | 高い | 低い |
保湿力持続 | 短い | 長い |
マイクロニードルは富士山型で長さ0.2mm
コスメディ製薬のマイクロニードルは針を支える富士山型をしています。
ニードルシートは1度貼りつけるとやり直しが出来ません。
貼った時に棒状では折れてしまうから、これではシートを貼っただけでヒアルロン酸が入りません。
しっかり折れずに角質層まで刺さるには富士山型が良いんです。
マイクロニードルは長さ0.2mm
0.2mmの長さには理由があります。
肌表面から角層までが0.2mmだからです。
マイクロニードルは750本
マイクロニードルシートは狭い間隔で750本並んでいます。
この本数が何を意味するかと言えばニードルの本数分だけヒアルロン酸成分が肌に入り込むんです。
新商品「ダーマフィラープレミア」
コスメディ製薬の世界初溶解型マイクロニードルが誕生して10年目
ダーマフィラーは今でもヒアルロン酸ニードルとして大人気なのですが、更にパワーアップして新製品が発売されました。
潤い保持力がグレードアップしています(^^)/
さらに成分や形状にこだわってプレミアムなマイクロニードルです。
進化したダーマフィラープレミアを紹介します。
ヒアルロン酸が進化した
マイクロニードルにより高分子ヒアルロン酸が肌の奥に届ける事か出来ましたがこのヒアルロン酸がさらなる進化しました。
従来のヒアルロン酸ナトリウムに変わり、
コスメディ製薬が独自に開発した2つのヒアルロン酸成分を配合しました。
ヒアルロン酸PEG-8
持続型ヒアルロン酸を図で説明すると
丸いおだんごが連なっているのはヒアルロン酸です。
ヒアルロン酸は水分保持力に優れていますがずっと留まるわけではないんですね。
ヒアルロン酸を分解酵素がどんどん食べちゃうんです(イメージです)。
ヒアルロン酸が減ってく〜!
こんなヒアルロン酸に黄色いヒモみたいなのをくっつけます。(ペグって言います)
このペグがヒアルロン酸にヒラヒラくっつく事で分解酵素が食べにくくなったのでヒアルロン酸が持続しやすくなったんです!!
体内での酸素分解を遅くする事で、保水力が長く持続。
持続型ヒアルロン酸と二つ目は立体型ヒアルロン酸です。
今注目される成分です。
これも図で表すと
水色のヒモがヒアルロン酸
今までならこのままでは分解酵素がどんどん食べて減ってしまうところを、ここに赤い別のヒアルロン酸を加える事で分解酵素が食べても食い止まってくれるので保湿力がアップする事に!
ヒアルロン酸同士をつなぎ潤いを保持。
潤い持続力が1.4倍に!!
※今までのダーマフィラーと新発売されたダーマフィラープレミアを4週間使用した後、
使用をやめると8週間後には従来品よりシワが戻りにくい事が分かりました。
(継続的に使う事でシワ対策をすることが大事だということがわかります。)
美容成分配合
ダーマフィラープレミアは2つのヒアルロン酸のほかに、レチノールとレチナール(ビタミンA誘導体)、セラミド、ビタミンE、ビタミンC誘導体など話題の美容成分が加わりました。
肌にハリと潤いを与える成分 |
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肌の調子を整える成分 |
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レチノールは最近話題の美容成分でビタミンAの一種です。
シワの改善効果、肌にハリを与えると注目成分。
しかしビタミンAは酸化しやすいのがデメリットです。
レチノール、レチナールをマイクロニードルすることで成分をそのまま肌の奥に届けることができます。
シートが進化
ダーマフィラープレミアは1回ごとに袋に入っています。
袋を開けるとトレイ式になっています。
トレイによりニードルに触れて壊れることなくはがしやすくなりました。
ちなみに今までのダーマフィラーはこんな感じです。
プラ容器に入って中央のニードル部分が触りやすくなっていました。
トレイがあるとないとでは全く違います。
はるかに便利で使いやすいです。
シートが肌色
オイルゲルテープは肌色が濃くなっています。
テープの成分は
- スクワラン
- オリーブ果実油
- アスタキサンチン
肌色はアスタキサンチンの色です。
シートが水分が逃げるのを防いでニードルをサポート
粘着テープはニードルを貼るだけではなくテープとしての働きもしっかりとあるんです。
ニードルは肌の水分により、溶けて浸透するのですがさらに効果的に働くように周りのオイルゲルテープで蓋をする事でニードルが溶けやすいようにサポートの役目をしています。
かぶれにくいはがれにくいオイルゲルテープ
マイクロニードルは5時間かけて溶けて浸透させるのでそれだけ肌にずっと貼り付いているわけです。
だから敏感肌の方では普通のテープならかぶれたり角質が剥がれてテープにくっついたりするのですがオイルゲルテープは美容成分で出来ているので角質を傷めることなく肌に優しくできています。
肌に優しいテープで、夜に貼って寝たら朝まではがれにくくなりました。
ダーマフィラープレミアはこんなお悩みの方に
ヒアルロン酸を直接肌に届けるマイクロニードルはこんなお悩みの方におすすめです。
- 目元、口元のシワが気になる
- 乾燥するシワが気になり始めた
- 老化でハリがなくなってきた
- ほうれい線が気になり始めた
ダーマフィラープレミアは美容成分が更に増えてビタミンC誘導体、ビタミンA配合でくすみ対策!
肌のくすみを気にしている方にもおすすめです。
ダーマフィラープレミアの使い方
ダーマフィラープレミアは週に2、3回使用します。
初めての方には
ファーストニードル!週に1回試しに使ってみてください。
1箱目 | 2箱目 | |
しわが浅い方 | 週に2回 | 週に1回 |
しわが深い方 | 週に3回 | 週に1回 |
効果的な使い方は定期的に使用してケアすることが大事です。
定期的に使ってこそヒアルロン酸マイクロニードルのパワーが発揮できます。
マイクロニードルを使うときに一番気をつけたいのは「ニードルを触らないこと」
そして一度貼ったらやり直しがききません。
狙った場所に一発で付けるのがコツです。
- シートをはがします。
- 気になる部分(目元、口元など)に貼る。
- 肌に密着させる。
- シートの真上部分から押しそのまま就寝
シートを貼ったまま寝て翌朝剥がします。
下まぶた:手で肌を下方向に伸ばすようにして貼ります。
目尻:気になる部分を覆うように貼ります。
口元:ほうれい線を伸ばすイメージで貼ります。